時給1000円の考えるライタースキルとは?
たった2年のライターですが、お仕事をしながら求められるスキルがあり、
最低限抑えておかないと他の方にも迷惑をかけるな~なんて考えています。
副業として、あるいは本業としてライターを目指している方もいることでしょう。
ペンと紙さえあれば文章は書けるので、好きな時間に好きな場所で仕事が出来ます。
しかし、実際お金をもらうライターになるには必要なスキルがいくつかあります。
最低限のパソコンスキル
パソコンに関する記事なんか書きたくないし、苦手だから触りたくない!というあなた。
そんなことだとライターの入り口にも立てません。よほどの作家大先生ならいざ知らず、最近の入稿はメール、Word、テキストファイルなどパソコンありきであることが多いです。
それに、好きな場所で書きたいと思っているのであれば、距離関係なくやり取りができるようにネット環境も必須になってきます。FAXや郵送でのやり取りは時間がかかりますし、誰か別の人間が書き起こしをしなければいけません。
どうしても、というあなたはそのコストに見合う記事を書かなければいけませんね。
長文も短文も書けること
どのような媒体であっても、大体の記事ボリュームは決まっています。
編集者が全体の構成を決めた中の各パーツ部分を、求められたクオリティ、サイズで作成するのが
ライターの仕事の一つです。
与えられたテーマが得意で書きたいことが山ほどあるなら、短くまとめられるように言葉や表現を選択していく必要があります。
逆に文字数が足りないのであれば、テーマに対しての理解自体が足りないのかもしれません。さらに下調べをして関連テーマを引き出しましょう。
練習方法としては、自分で文字制限を何種類か設定して書いてみることをおすすめします。
長文でも短文でも、文章の質を落とすことなく書けるようにしましょう。
様々なスタイルの文章を意識して読んでいること
あなたにも好きな本や雑誌、サイトがあるかもしれませんが、ライターを目指すのであれば幅広く目を通しておかなくてはいけません。
コラム、口コミや体験談、旅行記、商品レポートなど、それぞれに求められる文章のスタイルがあります。
例えば旅行記一つを取ってみても、詩や俳句を引用して旅先の雰囲気が表現する、あるいは、単純におすすめのお店や旅館が紹介していくようなスタイルもあります。
飛行機の機内誌が好きな人は前者をイメージするでしょうし、ガイドブックをよく読む人なら後者をイメージするでしょう。
どちらか一方しか思い浮かばない人は引き出しが狭いのです。
文章の幅を広げるには、書くよりも前にまずは他人の書いた文章を数多く読むことです。
雑誌なら雑誌で複数のカテゴリーから選びましょう。自分とは全く違う年代向け、異性向けも読んでおけば引き出しも広がり、テーマへの対応力も違ってきます。
「意識して読む」のは、スキルというより心がけだと思います。
書くことに一生懸命になってしまって意外と見落としがちな部分です。
校正ができる
簡単なようですが、出来ていない人が結構います。
商業コンテンツでも誤字が目につくことがありますが、見つけた時はその記事と掲載元の信頼を疑ってしまいます。
十分な下調べをして、しっかりした文章を書くこともそうですが、自分の書いた文章なら責任を持って校正を行うことが大事です。
推敲も兼ね、数度読み返してチェックしましょう。
自分の書いた文章に愛着が持てる
これは絶対に外せないスキルです。自分の選ぶ言葉や表現が好きでたまらないこと。そうじゃなければライターを仕事には出来ないと思います。
過去に書いた日記、SNSでのつぶやき、卒業文集、それらが友人たちからは全く無かったとしても自分だけは面白い。
読み返すと夢中になってしまって数時間経っていた、それぐらい愛着を持てていれば、お金にならなくてもライターという仕事を楽しめると思います。
その愛着を少しでも多くの人にも伝えられるよう、お互いに精進していきましょう。